姫路港に内航コンテナフィーダー船が新規就航

平成15年 (2003年) 2月18日



姫路港西部工業港区にてコンテナ荷役中

　平成15年2月18日、姫路港西部工業港区に内航コンテナフィーダー船が新規就航しました。株式会社日本触媒姫路製造所（姫路市網干区）がつくる高吸水性樹脂などを、週に3日ほど姫路港から神戸港へ運んでいます。神戸港に運ばれた後、外国に輸出されます。

　これは陸上輸送から海上輸送へのモーダルシフトによる二酸化炭素の排出削減と物流の効率化によるコスト削減を図るため、神戸港までのコンテナ輸送をトラックから内航コンテナ船による海上輸送に切り替えたものです。

　姫路港における新規コンテナ航路は、平成12年7月に姫路港(飾磨港区中島埠頭)と韓国更には釜山トランシップにて中国各港へも結ばれた国際コンテナ定期航路が開設されて以来であり、今回のコンテナ航路でも、当社は姫路港でのコンテナ荷役作業を担当させていただいており、国際コンテナ定期航路での荷役作業経験を活かし、お客様のニーズに即応したきめ細やかなサービスをご提供し、より一層のご満足をいただけるよう取り組んでまいります。

航　　　路

　姫路港　⇔　神戸港　⇔　海外

寄港開始

　平成15年 (2003年) 2月18日
　

寄港便数

　約500トン級の内航コンテナ船が週 3～4便 (不定期)
　

寄港港区

　姫路港西部工業港区 (兵庫県姫路市網干区)
　　　

取扱貨物

　高吸水性樹脂等
　

貨　物　量

　40フィートコンテナで年間4800本 (実入)
　

荷役業者

　飾磨海運株式会社 港運部
　　TEL (079) 233-0745
　　 E-Mail : kouun1@shikamakaiun.co.jp　
　


	～　地球にやさしく、21世紀は環境の時代　～
	モーダルシフトとは、物流分野における二酸化炭素排出量の削減のため、環境負荷の少ない大量輸送機関である内航海運や鉄道貨物輸送の活用を図り、さらに、物流効率化の推進のため、規制の見直し、利便性向上、交通基盤の整備等対策の強化によりコスト削減を図る国・県等の施策です。　モーダルシフトによる海上輸送の活用は、私たちの住む地球環境への貢献となり、また、港の利用促進に繋がることとなります。今後の姫路港の展望にも大きく影響し、環境の世紀といわれる21世紀で、姫路港は新しい局面を迎えていると言えるでしょう。

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港運部 TEL (079) 233-0745

E-Mail : kouun1@shikamakaiun.co.jp