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〜 21世紀のクリーンエネルギー 〜 |
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LNGとは「Liquefied Natural Gas」の略語で、日本語では「液化天然ガス」と呼ばれるメタンを主成分とする天然ガスを冷却した無色透明な液体です。海外産地(インドネシア、マレーシア、オーストラリア、ブルネイ、アブダビ、カタール、アラスカ、オマーン)で、天然ガスを低温技術により-160℃に冷却して液体化したものを、LNG専用船で日本の受け入れ基地に海上輸送しています。液化することにより体積が元の1/600になり、大量輸送が可能になったもので、いったんタンクに貯蔵され、次に気化されて、都市ガス・発電・工業用の燃料などに利用されています。
意外にその存在は一般的に知られていないのですが、実際は日本の都市部で利用されているガスは、大部分が海外から輸入された天然ガスになっており、21世紀は天然ガスの時代という見方もあるほどで、昨今注視されている地球環境問題との絡みからも、日本のエネルギー問題を考えるとき、重要な位置を占めており、今後益々注目されるエネルギーであるといえます。
姫路市では、白浜町に姫路LNG基地(関西電力、大阪ガス)があり、1979年にLNG船受け入れを開始し、現在に至っています。
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